ロマネスコとカリフラワー

クリスマスの食卓に食べるツリーはいかが?
去年のクリスマスに作ったツリーサラダです。
円錐形に切った大根に爪楊枝を刺して
茹でたロマネスコ、オレンジカリフラワー、紫カリフラワーを彩りよくデコレーションしました。

切り取った大根と中の大根は、煮物やお味噌汁に使います!
ブロッコリーや星型に抜いた茹でにんじん、プチトマトに変えても◎
クリスマスにお子さまと一緒に作るのも楽しいですよ。
ロマネスコ
ロマネスコは、イタリアのローマもしくはドイツで16世紀頃から作られるようになったアブラナ科・アブラナ属の野菜です。
『ブロッコリーとカリフラワーを掛けあわせて作られた、カリフラワーの変種』とされていますが、『ブロッコリーやカリフラワーの起源』とする説もあります。
色は黄緑色(クリーム色から緑色の中間色)で、姿はブロッコリーに近く背が高めで葉は展開します。一方、頂花蕾のみで側枝は発達せず、カリフラワーの性質を示します。味はブロッコリーに近く、食感はカリフラワーに近いです。
調理する前に良く洗い、花蕾の塊ごとに切り分けて柔らかくなるまで加熱します。
サラダやピクルス、炒め物、スープなど色々使える野菜です。
日本では福岡県と宮城県を中心に全国的に生産・販売されていますが、出荷量は少なく、11月下旬~2月上旬頃に出荷されています。
ロマネスコの栄養と効能
ロマネスコはビタミン類を多く含んでいます。特にビタミンCの含有量は野菜の中でもトップクラスで、レモン果汁100mgと同じくらい含まれています。ビタミンCは、コラーゲンを合成するために必要な栄養素で、肌の調子を整え、シミ・そばかすの元となるメラニンの合成を抑える働きが期待できます。
他にも、血液の元となる鉄分や、腸内の調子を整えて便通を改善してくれる食物繊維もたくさん含み、女性にとってうれしい栄養満点の野菜です。
保存する場合は洗わずにきっちりと包装して冷蔵庫に保存し、4、5日を目処に消費するようにします。
カリフラワー 
カリフラワーはキャベツや白菜の仲間で、花甘藍(はなかんらん)とも呼ばれています。和名でもハナヤサイと呼ばれており、その名の通り花のような形をした野菜です。
白いカリフラワーが一般的ですが、オレンジ色や紫色のものもあります。
鮮度がよいものは生食できますが、基本的には茹でたものを食します。
水に塩と酢(レモン汁)を加えたものを沸騰させ、さっと茹でます。水にさらさず、ザルにあげてそのまま冷まします。
ロマネスコ同様にサラダやピクルス、スープやポタージュにしても美味しいです。
主に徳島県や愛知県、茨城県で生産されています。
通年で入手できますが、11月〜3月にかけての寒い時期に美味しいものが出回る傾向にあります。
カリフラワーの栄養と効能
疲労回復に役立つビタミンCや、ナトリウムを排泄して高血圧を防ぐカリウムを含んでいます。
カリフラワーは色により栄養素の特徴が異なり、白やグリーンのものはビタミンCが、オレンジのものはβカロテンが、紫のものはアントシアニンが多く含まれています。
保存する場合は、乾燥しないようにビニール袋などに入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。あまり日持ちしないので4〜5日で食べきれない場合は、下茹でしたものを小分けにして冷凍するとよいです。


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